小沢健二 コンサートツアー「ひふみよ」初日レポ

小沢健二 コンサートツアー「ひふみよ」初日。
5月18日グリーンホール相模大野。

(※6月2日、本文中になんとなく写真追加)

 もう、この日をどれだけ待ちわびたことか。不在の間、どれだけ繰り返し彼の音楽を聴いたことか。どれだけネットで検索したことか。

 公式なルートで販売されたチケットは、あまりの倍率の高さに全て落選した。一般発売は、販売開始1分半で奇跡的に電話につながったのに(電話受付でこんなすぐに繋がったことはない)、すでにこの時点で売り切れていた。他のアーティストならばすんなりと諦めるのだが、小沢健二の場合はそうはいかない。どんなルートであろうが、チケットを死守しないといけないのだ。小沢健二の歌を、存在を、生で「感じたかった僕ら」は、幸運にもストレートに当選した人以外、あの手この手でチケットを死守したはずだと思う。

 当日は高まる気持ちをおさえることができなかった。仕事には集中できずに午前中が終わった。それから直前まで、車で行くか、電車で行くか迷った。なぜなら、一緒に行くのは小学3年生の僕の子どもだからだ。はじめてのライブで小沢健二(ちょっと羨ましい)。ライブ終了後は踊って、歌って疲れきってしまうだろう。電車で帰ったら眠ってしまうのは容易に想像がつく。そうなったら車の方が断然楽なのだが、駐車場に入れなかったらどうする?とか、大渋滞で間に合わなかったらどうする?とか、そんな心配が頭の中をぐるぐる回り出した。電車なら、遅れることはないだろう。そんな都合よく人身事故だってないだろうし。まあ、子どもと一緒にちょっと旅に出る雰囲気も味わいたかったから、電車で行く事にした。家から電車を乗り継いで2時間ちょっとの小さな旅だ。

 新宿に出て小田急線に乗り換える。旅の気分を演出するため、ちょうど発車待ちのロマンスカーに缶ビールを買って乗り込んだ。子どもはポカリにシュークリーム。すごい、子どもらしい組み合わせ。僕は缶ビールにサンドウィッチ。お酒を飲みながら、腹ごしらえ。そしてやはり期待と不安でいっぱいになってくる。どんな曲を歌い、どんなことを喋るのか。とか、ライフという、いわば絶頂アルバムを、どんな風に、どんな声で歌うのか。とか。だって、この時点での歌声はエクレクが最新のもの。ラブリーを、あんな囁くように歌うのかな。いや、それじゃあ合わないよな。なんて考えていると、なんと、恐れていたことが都合よく起きてしまったのだ!まさかの人身事故で電車ストップ。こんな時になんで?って思いながら、発車するのを待った。小田急め!いや、小田急が悪いわけでは全然ないのだけど、、、これも13年ぶりのライブと因果関係が??・・・ないか笑。。まあ、余裕を持って出発したから、たしか、開場の30分前には、グリーンホール相模大野に到着することができたのだけど。

 ISETANをぬけて会場につくと、子猫ちゃん!チケット譲って!と紙に書いた人が居た。あの手この手の、最後の手を使って頑張ってるのだな、と、思わず応援したい気分になる。そして入口前からは、物販のためか、行列を作っていた。僕はこの「列」に並ぶということが苦手なので、これには加わらず、眺めていた。子どもはいろいろな所を走り回ってる。喫煙所の近くに僕が居たら「ガンになっちゃうから他のとこいこ」って、小声で提案してきた。ありがとね笑

画像

会場前にて。当然子どもはボーダーです笑


 開場した後、列の最後尾に加わり、ホールの中に入った。Tシャツや、書籍を求める長蛇の列。あきらめて、席に急いだ。こんな行列になることは、容易に想像がつく。もっと早く開場すべきだ、と思ったのは僕だけではないだろう。
 席は、2階の後方だったが、そこからはステージ中央に置かれたニューオリンズで出会ったという古いストラトなどが数本見えた(気がした)。子どもは、ステージを見るなり興奮状態だった。「すごいよ!」ってうわずった声で、はじめてみるコンサート会場という光景に感動してるようだった。「はやくはじまらないかな!」「おざけんはやくでてきて」なんつって。

 18時半。開演の時間が過ぎる。この時流れていた音楽は、いかにも旅をしてきた小沢健二らしい、アフリカだかどこだかの、ものすごいグルーヴ感のある音楽だった。無意識に体が動いてしまうような、陽気な、気持ちの良い音楽たち。その後、18時45分あたりにブザーが鳴り、会場に諸注意のアナウンスが流れる。

 アフリカ音楽のヴォリュームがあがる。何回か繰り返して、また繰り返すの?と思ったその時、暗転(いや、もっと前に暗くなったっけ?記憶が曖昧だ)。そしてあの声が闇の中から聴こえてきたのだ!興奮のあまり、何を言ったのか、歌ったのか、覚えていないが、かけ声のようなものに、会場のテンションが一気に高まった。そして、ひ、ふ、ひ、ふ、み、よ!のカウントから、もう何度聴いたかわからないオルガンのイントロが流れる。流星ビバップだ。会場が真っ暗なまま流星ビバップの演奏が鳴り響く。ものすごい、わけのわからない会場のテンション。僕はきっと訳のわからない奇声を発しただろう。会場の中がひとつの生き物のようだった。なんというか、小沢健二の音楽をひたすらに待ち続けた僕らの心の中の何かが、一気に解放されているように思えた。そして、1回目のhey!hey! hey! ~♪を歌い終わったところで、演奏が止まった。鳴り止まない大歓声。とてもあたたかい拍手の嵐。これだけでも泣ける。

 闇の中、その大歓声を少しおさめるように、少し照れながら小沢健二はこう言った。「はじまれない笑」
以前と変わらない、小沢健二のその喋りに、オーディエンスは少し安心したように感じた。この一言で、小沢健二との距離が一気に近くなり、会場は一体感であふれたような気がする。

 そして、真っ暗なまま、朗読が始まった。

 おおまかな内容はこんな感じだった。

 2003年ニューヨークの大停電の出来事、その時のホームレスのおっさんの活躍、そのおっさんのように活躍するラジオ局。
大停電の暗闇の中で聴いた、電池式のラジオから流れる音楽のこと。
世の中の裂け目で、真っ暗闇の中で聴いた音楽の記憶は消える事がない、ということ。

 そうだ、この暗闇の中で聴いた流星ビバップは、絶対に記憶から消えるはずなどない。この気持ちの高まりは、記憶から消えない。そう思った次の瞬間、ひ、ふ、ひ、ふ、み、よー!のカウントで、再び流星ビバップに戻った(このカウントが滅茶苦茶かっこいい!)。小沢健二の声は太くなり、男らしさがあり、なおかつ繊細さも持ち合わせていて、歌に力がこれでもかというほど込められていた。長き不在を打ち破る1曲目に、これ以上のものはなかった。震えがとまらない。

 真っ暗なまま、ぼくらが旅に出る理由がはじまる。照明は??いつライトが点くの?って会場中が気になっているまま、演奏は続く。真っ暗なまま、演奏だけがひたすらに熱い。そして、眩しい明かりがパッとついたと同時にブレイク。バンド全員がコーラスを歌う。久しぶりに見る小沢健二の姿に、観客の興奮が炸裂する。なんといってもこの時の、歌よりもデカイ歓声が強烈だった。
 ポールサイモンの引用は少し影を潜めた。が、あのご機嫌なホーンが失われたわけではもちろん、ない。ほんと、名曲だこりゃ。切なくて切なくて胸が痛むほど。

 再び朗読。大体こんな感じ。

 鳥や猫に国境はないし、大昔は人間世界にも国境はなかったということ。旅行者の目で見ると、日本人の血筋はとても複雑に思えるということ。その中でも、メキシコ人に似ている人が(特に男性に)多いということ。ひふみよの言葉について。昔の人が音で区別した数の関係性について。想像力について。想像力は、鳥や猫に国境がないように、限りがない。ということについて。

 白根さんのドラムに導かれ、天使達のシーンが始まる。後ろのスクリーンには、ひふみよサイトで使われている映像が写っていた。もの凄く素敵な映像。鳥達が飛び、枝が風で揺れている。小沢が撮ったものなのか?それともエリザベスのものなのか?まあ、それはどっちだっていい。さきほどの朗読を映像化したような作品で、天使達のシーンとこれでもかって程シンクロした。
 この、天使達のシーンは、2010年度版といったようなアレンジで、気持ちの高まるまま、小沢健二は新しいメロディを歌っていた。もう、まさしくソウル。僕らが待ってたのはこれだったんだ!という、そんな気持ちが会場中に満たされていくのがわかった。
 “真夜中に流れるラジオからのいちょう並木、この街の物語話してる”
 いい。最高。涙が出た。

 そして新曲「苺が染まる」。

 成熟した大人っぽい曲調で、うっとりしてしまうようなメロディを持つ曲だった。歌詞は、よく聴きとれなかった。色気のある曲であったと思う。とはいえ、エクレクのそれではない。ああいう、夜とか色気ではなく、もっと、深い精神世界を漂うような、そんな曲。是非、歌詞とともに音源が欲しい。もっと、ずっと聴きたいと思った。

 そして、犬から、ローラースケートパーク。それでここで君と会うなんて予想もできないことだった!神様がそばにいるような時間!!(正に!!)そしてメドレー的に東京恋愛専科・または恋は言ってみりゃボディー・ブローへ!みんなで歌うバラバ!過去も未来もなんもかも忘れるほどの至福の時!そして再びローラースケートパーク。ものすごく強い気持ちをぶつける小沢健二。バンドの演奏は滅茶苦茶タフで、ほんとにかっこいい。

 続いて鳴ったイントロは、ラブリー!
ここでまた、オーディエンスが狂う。また、1つの生き物と化すように、うねりまくる!!が、歌い出しのところで「みなさんがお待ちかねのこの曲は後ほど」ということで、ここでは歌詞の練習を行うことに。小沢健二らしいなぁ。。。

「それでlife is comin' back僕らを待つ」→「それで感じたかった僕らを待つ」
「can't you see the way?it's a」→「完璧な絵に似た」と変更。

 みんなで楽しく歌詞練習、歌の練習の時間になりました。ほんと、楽しい時間だった。

 みたび、朗読。

金持ち、貧乏人、幸せ、不幸せについて思うこと。
移動には音楽がつきもの。そしてどこの国でも、歌われてる内容はたいしてかわらない。
僕らが思うことはたいして変わらない。
そんな街の大衆音楽の美しさについて。自分の音楽が大衆音楽の一部であることの誇り。

 そしてアラビアンっぽい演奏がはじまる。何が始まるの?なにこれ?新曲?なんてイントロを聴いているとカローラ2だ!おおお、この曲までやるのか!大衆音楽に一番近づいたこの曲を持ってくるセンスがたまらない。ひふみよサイトでも語られたハイエース北島三郎の話がよみがえる。小沢健二は、あらゆる世界のライフを、13年の不在の中で見て、聞いてきたのだろう。そして、表現方法は違えど、ライフを実践してきたんだと、確信できた。そしてこうやって僕らの前に姿をあらわし、旅のひとつの答えを提示してくれている。旅に出る理由があったんだって思える。

痛快ウキウキ通り。

 もう、楽しくて楽しくて、みんな歌いまくって、ホールの中が熱くなりまくって、幸せでいっぱいな演奏!バンドのみなさん、ありがとう!

 そして、ちょっとニューウェーブっぽいような、ハウスっぽいようなサウンドでアップテンポなイントロが鳴る。なんだ?なにやるんだ?と思ってたら~上昇する気温のせいで、ときた!天気読みだ!!!この曲で小沢健二にのめり込んだ僕は、ひたすらにこのグルーヴに身をあずけ、踊り狂った。隣の人にぶつかり、子どもにぶつかり、汗だくになって踊った。こんなに踊ったのはいつ以来だっけ。
 そして間髪入れずに戦場のボーイズライフ、強い気持ち・強い愛と続く。会場のテンションは上昇を続け、失神する人が出るんじゃないか?というほどに盛り上がった。

ご無沙汰しておりました…

 …なんていうMCを今頃になって挟み(笑)、歌ってもらってばっかりですみません。次の曲も歌うとこがあるんで・・・歌うっていうか、ちょっと・・・なんて言って、何だろうなーなんて考えていると、ブギーバックがはじまった!ああ~スチャダラはゲストじゃないのか~、で、みんながラップを歌うことになるんだ!凄いよ、凄過ぎる!って思っていたんだけど、凄いなんて言葉は通り越した凄さがあった。ミラーボールで会場がダンスフロアーになり、踊り、ラップを歌い、狂い、とろけた。またもひとつの生き物がうごめいてるようだった。ふと横を見ると、僕の子どもも踊り狂っていた。もう、何回目のハイライトだろうか。

ずっとものすごいテンションで演奏を続ける小沢健二とバンド。
これ、平気なの?最後まで持つの?って心配してしまうほどの熱。飛び散っていかない熱。

そしてこの後で朗読。

安全のこと、安全にこだわる日本について。安全ボケの話。危険察知能力の低下を招くかもしれない住宅について。
しかし、自転車に乗った途端に、危険なんてそっちのけで、歩道をすいすい走り、一通を逆走する。夜になればオヤジが酔っぱらい運転をはじめる。どこかで死んでもいいよねーって思っているような気がする。ヒンズー教、仏教的な精神が自転車に乗ると前面に出てきてしまうのではないか?そんな国民性についてなど。

夢が夢なら。
中西さんの美し過ぎるピアノ。
あまりにも美しい、万物への畏敬の念。

そして曲はまさかの麝香!
ぶっといベースラインとしなるリズム。この曲は、エクレクに入ってる麝香の歌い方ではなく、今の小沢健二の歌い方で歌った。すなわち、太く、ソウルフルな、熱い、そんな歌い方。囁きでない麝香がどれだけかっこいいか、伝わったか、響いたか、これは実際に聴かないとわからないだろう。そして、この歌い方なら、エクレクも大好きだ、ってファンも大勢いるかもしれない。

朗読。

笑いについて。ハリウッド映画の笑いについて、そのマーケットについて。
他の人にはわからないだろうな~、って笑うのは、排他的な気もするけど、一方で連帯感を感じる。音楽にもそういうところがある。うわ、これ、なんでわかっちゃうんだろーー。という曲を書くことに挑戦しました。にんまりしてくれたら嬉しいです。との事。

…さて今、歴史が作られます。爆弾落ちます。

なに????

あ、ひーふーみーよー!のかけ声で始まった新曲。
お祭りというか、土着音楽というか民謡。小沢健二が民謡!めちゃくちゃ楽しい曲。アーヨイヨイ♪アーヨッコイショ♪ってなノリ。近所のお祭りで流れててもなんら違和感ない。というかそんな場所で歌われたらどんなに素敵だろうなという曲。

もーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーいっかい!

で、2回やりました!でもこの曲、ついていけてない、お客さんがいたなぁ。首かしげて途中で座ってた。
にんまりできなかったのかな笑
タイトルは、シッカショ節ということでした。

そしてblack or whiteのイントロではない、新しいアレンジで美しさが始まった。最初のオッケーよ!!ってとこでメンバー紹介。ひとりひとりが紹介され、ソロを奏でる。このとき、小沢健二がメンバーとスタジオで再会した時のビデオがスクリーンに映し出されたが、これがとても、美しかった。変わらぬ友情なんて言うとあれだけど、、、そんな感じ。
 さよならなんて云えないよ(美しさ)は、“左へカーブを曲がると 光る海が見えてくる 僕は思う この瞬間は続くと いつまでも”という歌詞があるが、これを僕は小沢健二の願望だと思っていた。すなわち、もう二度と戻れない日々にいることへの、美しさに対する願いのようなものだと思っていた。が、この日の演奏を聴いて、それは間違いだったと思った。これは僕らを包む世界の美しさへの賛美である。その美しい世界で日々を生きる僕らは、二度と戻れない日に「いつも」生きているんだと。青春時代だけが、二度とは戻れない美しい日ではないんだと。南風を待ってる、旅立つ日をずっと待ってるのは、今だって明日だって5年後だってそうなんだと。あまりにも力強い小沢健二の歌に、僕はそんなことを思った。いや、思い出したと言った方が良いか。

ドアをノックするのは誰だ
問答無用のドアノック。もう、何も言うことなどない、信じられないテンション。今日のハイライト、何回目?
ドアノックが終わると、大きな大きな拍手の中、小沢健二は「ふぅ、、、すげえ曲だな」とつぶやいた。

ある光。
コーラス部分のみ、弾き語り。
もっと歌って欲しい気もしたけど、これだけでも十分だった。ある意味一番聴きたかった歌なのだ。この線路を降りて、何が待っていたのか。それを知りたかった。だから、もしかしたらこの曲をやるとしたらもっと最初の方にやるのかなぁ、なんて想像してみたりした。この意図はなんだろう、と聴き惚れながら考えた。
 間髪入れずに「時間軸を曲げて」と告げる。新曲。これが線路を降りたら待っていた世界なのだろか?なんて考えたけど、歌詞がよく聞きとれなかった。残念無念。
 いや、もう、滅茶苦茶いい曲!曲調としては「苺が染まる」よりもエキゾチックかつポップだったような。今の小沢健二の曲って、こういう風に進化したのかと。ただし、エクレクの良さがわからない人は、わかりずらいかも。ライフを単なる王子様アルバムと勘違いしてる奴はきっと無理かもしれない。って思った。

そして曲はラブリーへ!
小沢健二は、最前線からふっと消えて、いろいろ言われてたし、たくさんの噂があったけど、このラブリーを聴いたら、そんなのどーでもいいって思えた。というか、そんな噂はアホくさくなるほど、小沢健二は躍動していた。オーディエンスも一体となり、躍動していた。腹の底からラブリーを全開で歌う小沢健二は、純粋にただオーディエンスに対して、歌を、自分の思ってることを届けるために、魂を込めていたように見えた。
 そして、次の流星ビバップの演奏とともに、小沢健二はステージから姿を消した。

 アンコールの鳴り止まない拍手。もうここで終わっても全ての観客が満足なほど、出し切ったように思えた。それほどまでにものすごい熱量だったのだ。子どもは踊り疲れて席に座ったり、でも、あーもっと、いっぱい聴きたい!って言ってたりしていた。そしてメンバーが再び出てくると、ゆっくりと「いちょう並木のセレナーデ」を演奏しはじめた。ゆったりと、ひとつひとつの言葉を確かめるように丁寧に歌う。子猫ちゃんだけじゃない、オジサンだって、オバサンだって、うっとり聴きいってしまう切ないメロディと歌詞。僕らはたいして変わらない。リズムやメロディが違うだけで、歌われる内容はたいして違わない。世界中を旅した小沢健二が見てきたものは、やはりライフなんだ。世の中は、数々のライフで成り立ってるんだと、この曲を聴きながら、さっきの朗読を思い出した。だから、最後の曲は、感じたかった僕らを待つあの曲。そう「愛し愛されて生きるのさ」で終わったのだと思う。

 終演。凄まじい熱気。余韻に浸る人もいれば、大急ぎでグッズ販売に走る人もいる。僕も子どもと一緒にグッズ販売を目指すが、もうすでに凄まじい行列。子どもにこれを一緒に並ばせるのは酷だし、グッズがなくても、心に残るものはたくさんあったのだ。僕は子どもと手をつなぎ、頭を撫で、相模大野の駅に向かった。

帰りの途中、こんなことを思った。ひふみよサイト内の読み物で、
小沢健二「僕は九八年くらいから今まで、ほとんど日本にいたことがなくて、日本語のメディアにも接することがないのです。オンラインで日本の新聞を読むことも、音楽を聴くこともないです。海外にいる邦人って仕事の都合とかで意外とオンラインでは日本語環境と切れないでいる人が多いのですが、僕は意識的に離れていて」
うさぎ「どうしてですか?」
小沢健二「そういう役割なのかなあと…。」
というところがあるのだけど、最初読んだ時は「役割?役割なの、それが?なんで意識的に離れることが役割なの??」と思った。でもこの公演を見て、聴いて、その小沢健二の役割というものがものすごく良くわかった気がした。

 小さな旅の終わりは、とても充実していた。帰りの電車では、小沢健二のファンがいろいろな話をしている。一緒に話したい!と思ったのは僕だけではないだろう。頭の中では、小沢健二の曲が鳴り響き続けた。

この記事へのコメント

nich
2010年05月25日 15:26
こんにちは。
ばたばたしてネット落ちしていたのでちょっと間が空いてしまいました。
私も2階席でしたよ!やはりすれ違っていたのですね。
読みながら記憶を辿ると、そう!こんなだった!とまたわくわくしました。
もう1週間前のことと思うと不思議な心地です。

魔法のような時間でしたね。
nori (wayoflife)
2010年05月25日 15:45
nichさんコメントありがとうです!
ほんと、もう1週間も前の出来事なんですね。

僕はずっとあの時の魔法にかかったままで、小沢健二以外の音楽を聴けません。今はエクレクばっか聴いてますよ!
また「苺が染まる」「時間軸を曲げて」が聴きたい!!
やのひ
2010年05月26日 00:42
突然おじゃまします。高校のときから33歳の今まで静かに熱く一人でおざわファンを続けてきた者です。6月18日の大阪のライブに行きます。あまりにも楽しみすぎて、ライブはどのようなものだったかみなさんのレポートを追ってきたらこちらにたどり着きました。詳細ありがとうございます。想像しただけで涙が出ました。お子さんと一緒に素晴らしいライブを分かち合われて本当にうらやましいです。私は3月に生まれた息子を預け一人ライブへ向かいます…。またこの素晴らしい音楽、素晴らしい瞬間をおざわやあなた様、息子さんなどおざわを愛するたくさんの人たちと分かち合える日が来るだなんて思っていませんでした。これだから人生って愉快ですね!ではおじゃまいたしました。
nori
2010年05月26日 09:49
やのひ様

コメントありがとうございます!
僕も「静かに熱く小沢ファン」の1人です。何故かまわりには小沢ファンがいないんですよ~(泣)。
ライブからもう一週間が経ったのですが、あの感動を味わえたことは、本当に幸せでした。未だ感動は少しも消えず、それどころか日々増しているような気さえします。一緒に行った子どもも気がつけば「美しさ」ばっかり歌っていて、親子で魔法にかかったまま。
僕が1つ後悔してるのは、無理してでもグッズ買えばよかったなという事です。ちゃんと並べばよかったなと。今更なんですけどね。
大阪公演、是非楽しんできてくださいね!
やのひ
2010年05月26日 12:40
犬キャラを聴きながら…これも地味ながら本当に名盤ですよね。息子を預けていくため、グッズに並んでいる時間があるかなぁと思っていたのですがやはり後悔しそうなので並ぶことにします。いまだに武道館ライブのとき、おざわが抱きついている写真がプリントしてあるTシャツを買わなかったことを悔やんでいるくらいなので…。では、今後も息子さんをはじめ新しい世代にもおざわの音楽がじんわり愛され続けていきますように♪
nori
2010年05月26日 13:23
やのひ様

それは是非並んでください笑

ツイッターなどをチェックしていると、東京ではチケット持っているお客さんを対象に先行販売を行っていたようです。もし時間に余裕を持って会場に行けるのであれば、その方がいいかもしれませんね。
みぃ
2010年06月03日 03:25
はじめまして。みぃと申します。ひふみよ札幌に行ってきました。とても幸福な夢のような現実の時間でした。余韻に浸ろうと帰り道で聞いた、聞き慣れすぎたライフのCD、何故か物足りなく感じました。自分と同じ今現在生きている(と実感出来て感激!)小沢くんの力強い歌声がまだ胸に響いて心に焼き付いているからかなぁとかなんとか♪思いながら興奮幸福状態で眠れません! 生きてたらこんな素敵な日に出会える事もあるんですね。レポ楽しく読ませて頂きまた興奮で寝付けません。乱文失礼しました。
nori
2010年06月03日 09:32
みぃ様

コメントありがとうございます!

札幌公演多いに楽しまれたようで、コメント読んでいてこちらまで嬉しくなりました笑
思い切り強烈な「生の意味」を再び知らされたような「ひふみよ」によって、過去作品が物足りなくなってしまう気持ち、よくわかります。だって、小沢健二の、今の、あんな強い気持ちを全身に浴びてしまったんですから!
札幌では、MCで「また来ます」という発言も飛び出したようですし、その時までひふみよでの感動を大切にしながら、お互いに、新たな展開を待っていましょう!

ちなみに僕は小沢以外の音楽、まだ聴けないでいます笑
ほんと、思い出すだけで気持ちが高まります。
みぃ
2010年06月03日 12:45
noriさま
高校から17年間(照っ)慣れ親しんだ曲達に、二零一零年の小沢くんの<強い気持ち>がぎゅっと詰められた歌声を聞いた後の打撃から、どうしたらいいのかオロオロしてます(^_^;) 私の中で、今までと意味が変わってしまう?(うまく言えないのですが)聞き始め当初と今とでは、その時々で感じ方も考え方も気付く所も違って発見はあるけれど、新たな命を吹き込まれた楽曲を聞いて、自分の追いついてなさ、まだまだ引き出しの沢山ある楽曲の深さに、焦燥感を感じてしまいました。やっぱりやっぱりすごい人だったんだー。何十年前から仕掛けられたどっきりに引っかかってしまったと言う感じです。しかも確信犯の? ありとあらゆる種類の言葉を知って何も言えなくなるなんて、ですかね。一番そうならないぞと思ってきたはずなのに。自分の中で消化するまで、何度も何度も考えてみます。この気持ちの高まりがずっと続く自分であり続けたら、小沢くんに見合える人に近づけるでしょうかなんて言うことばかり慰めてしまわずに考えてしまっています。前回以上にとりとめのない文章になってしまってすいません。
nori
2010年06月03日 15:03
みぃ様

みぃ様にとって、どれだけ強烈で、どれだけ貴重な体験であったかがよくわかるエピソードですよね。オロオロしてしまうくらいの打撃であったり、追いつけてなさを感じてしまうほどの曲の息吹であったり。同じ歌詞の内容を歌ってるはずなのに、あの凄まじいソウルによって、曲や歌詞の意味がそれこそ「ドッキリするほど」伝わりましたもんね。僕の場合は特に「麝香」と「美しさ」。

僕があの公演で感じたのは、やはり小沢健二による圧倒的な肯定感なんですよ。
生きることは死ぬことへのはじまり、それを含んだ上での、世界の、命の美しさを肯定する力強さ。それに魂を込め、全開で届けてくれた小沢健二なんですよ、みぃさんの気持ちの高まりは消えないと思います。いや、消えないというか、はっきりと思い出せる種類のもんだと思います。記憶から消えないっていうアレです笑

なーんて書いてみたものの笑、ホントに理屈抜きで、圧倒されたライブなんですよね。僕は小沢健二と同時代に生きれて、彼の音楽を聴けて本当に幸せです。ぶっちゃけて言えばそれだけでいい。でも誰かとそれについて話したい。だから、こんなやりとりはすごく幸せです笑
みぃ
2010年06月04日 08:51
我ながら引いてしまう取り乱した文章に、noriさまの心のこもったお言葉で、少し不穏状態から落ち着きました(^o^;)
今、小沢健二のライブを体験出来た事は、私にとってすごく意味深いものになりました。今こそ、幼いながらも真摯な気持ちで、全身で音楽から何かを見つけだそうと生に取り組んでいたあの頃の気持ち位、それ以上に真っ直ぐに何かに向かってぶつかっていかなければいけない時期なのだと感じました。青春は一度だけじゃないですよね(フリッパの呪縛?も強くて笑)懐メロの大衆音楽を歌う小沢健二は、間違いなく<今>を歌っていた! 流れ星・僕旅、そして愛し愛されで終わったのが何となくピタッとはまりました。このボディブローを感じながら日々頑張ります!今は小沢くんしか聞けませんよね笑
らんま
2010年06月13日 11:58
先日、NHKで参戦。
チョコレートをゲットしてきました。

息子さんといらしたそうで、いいですね。
私も、武道館あたりのライブには、小学生の娘を連れまわして、参戦していました。
そのおかげで、小沢クンつながりの家族関係成立です。
今回も2人で参戦です。
2人で抱き合うように、盛り上がりました。

大好きな天気読みをやった時には、やったねと、2人で目をみあわせ、麝香でも、シーンとした中、身体がじっとしていられない。

ほんとうに、愛にあふれた時間でした。
チョコレートをかじりながら、私たちは、歩いていきましょう。
nori
2010年06月13日 19:57
らんま様

コメントありがとうございます!

娘さんと参戦!素晴らしい!良い関係を築いてらっしゃって、羨ましいです。僕も頑張ろう。

僕は足りなかったもの、すなわち「うさぎ!」と「企業的な~」そして「ひふみよtee(太平洋の島々ブルー)」を相模大野の半券持ってNHKに買いにいきましたよ。これで僕のひふみよ体験は完璧!
チョコレートをゆっくりかじりながら、うさぎ!を読みながら、あの素晴らしい体験を思い出し、励みにし、歩いていきたいです。(未だ小沢以外の音楽を聴けません笑)

そうそう、天気読み、ほんと、嬉しかった~!
さとみ
2010年06月14日 00:33
はじめまして。
私もひふみよ行ってきた一人です。
縁があって贅沢にも、神戸と広島の2公演見に行きました。
noriさんのレポートが非常に詳細で、目の前にあの感動が鮮やかに蘇がえりました。!

長期不在の後、閃光のごとく再び現れた彼が、予想をはるかに上回り、こんなにもたくましく、音楽家として大きく成長しているとは!!
本当に素晴らしいライブでしたね。

この長期不在の間に何を思いながら過ごしたのか、どうしたらこうも音楽家として、一人の人間として成長できるのかを知りたくて、ライブの後インターネットなど調べてみましたが、大きく方向転換していった彼に対して厳しい意見も少なくなく、悲しい気持ちにもなりました。
でも、あの夜自分の目の前で歌っていた姿が全てだったんですよね。
こんなにたくさんの人を幸せな気持ちにできる人が、音楽という形でまた自分の魂を届けてくれたことが、本当に嬉しいです。

『天気読み』、『麝香』と、新曲の3曲がお気に入りで、特に天気読みはライブ以降、2010年バージョンでずっと脳内再生されています。
他の音楽が聴けなくて、毎日小沢健二を聴き続けています。
もう王子と呼べません。
年齢が、とかそういう意味ではなく、もう王子というミーハーな軽い呼び方ができません!

この高揚した気持ちをどう表現したらいいか分かりませんが、沢山の方がひふみよの感想をblogやmixi、Twitterなどで書いていらっしゃる中で、おそらくnoriさんの気持ちが一番私の気持ちに近いと感じましたので、いてもたってもいられなくなり、思い切ってコメントさせていただきました!!
お邪魔しました!
nori
2010年06月14日 10:14
さとみ様

コメントありがとうございます!

さとみ様の「予想をはるかに上回り…」という言葉、まさしくその通りです!「ひふみよ」は、小沢健二以外の音楽が、全て霞んでしまうほどの圧倒的な公演でしたよね。細っこい身体から繰り出すヘビー級のソウルによって、圧倒的な多幸感を得られた僕らは、もの凄い幸せでした。

長期不在の間、特にエリザベスと回っていたという上映会について、小沢健二に対する意見で批判的意見が多かったのを覚えています。しかし、どなたかのブログの中で、誰かが質問した問いに対し「さほど大きく方向転換したつもりはない。ただ、どこかに光があるんだけど、と、それを探しただけに過ぎない(うろ覚え)」というように小沢健二が答えていたのを覚えています。僕はその言葉に、もちろん上映会にも参加しておりませんので、何か靄のかかったような印象を持ち、それが何なのかがはっきりしないでいました。

それがはっきりしたのが今回の「ひふみよ」でした。さとみ様の仰るように、「あの夜目の前で歌っていた姿が全て」でした。

続きます。
nori
2010年06月14日 10:15
さとみ様

続きです笑

話は変わりますが、相模大野でグッズを買えなかった僕は、半券を持ってNHKホールに「うさぎ!」「企業的な~」「tee」を買いにいきました。
今、「うさぎ!」をゆっくりと読んでいるのですが、これを読んでいるうちに自分なりに思うことが出てきました。
それは、あの圧倒的な公演である「ひふみよ」は、まさしく「ライフ」であったということ。そして、それは「エクレク」も「環境学」も、更には「うさぎ!」も、(行ってはいないけど)「上映会」も、すべて「ライフ」というキーワードで繋がってたのではないか、ということです。

旅をして、いろいろなライフを見た小沢健二が、(旅という意味では日本を離れる前だって小沢健二は「旅」をしていたのだと思いますが)表現方法は違えど、ただ、純粋にライフを表現してきただけだと思います。つまり本質は何も変わっていないのでは?と思うのです。むしろ変わったのはもしかしたら僕らで、彼の本当の姿を見れなくなっていたのではないか?って思います。まあ、そこまで深くは考えないのですが。

と、ぐちゃぐちゃ考察を重ねたのですが、はっきり言ってどーでもいいです笑。あんな素晴らしい公演を体験できた、小沢健二の音楽がある、これだけでいいんですよね。そらがどんなに素晴らしいかを知っているのですから!

という訳で、、、長文しかも乱文失礼しました。そして嬉しいお言葉をありがとうございました。今度はお互いに「さらに何か」を待ちましょう笑!
さとみ
2010年06月16日 21:54
こちらこそ、ありがとうございます(^^)

おっしゃっているブログ、私も読んだように思います。
確か、昔車のCMソングを歌っていたのに、なぜ今、馬を推すのか?というような質問に対してそのように答えていたと記憶しています。
上映会は確かに賛否両論でしたが、私も実際に足を運んだわけではないので、何とも言えません。
しかし、小沢健二は昔も今も、一貫して『ライフ』を表現し続けていた、と考えると、何となくあのライブの日の夜の意味がわかるような気がします。
小沢健二はずっと同じ小沢健二という一人の表現者だった、というのをすごく感じたので、また音楽を通して私たちに何かを伝えにきてくれたことがとても嬉しかったです。

なんというか……私も色々考えるのですが、あの日の感動はどんなに考えても言葉にならなくて、もどかしいです。
私も悩んだ末、広島公演で結局買った『うさぎ!』をゆっくり読みながら、『さらに何か』を待ちます!
期待しちゃいますよね、アレ。

ほとんど内容がまとまっていませんが、私のブログにもひふみよの感想書いたので、良かったらご覧ください(^^)/
6月6日に神戸のこくさいホールの写真、7日、8日の記事にひふみよネタを書いています。

http://yaplog.jp/merry-nice/

またまた長文、失礼しました!
tkΦдΦ)
2010年06月19日 00:01
初めましてさっき大阪会場から帰還しました(笑)

ブログを拝見して


わかる~!!!!を
何度連呼した事かw


というか


まだ小沢熱がおさまってないのに
あの感動が再びガツンときました


熱の入ったブログ


本当にありがとうございます


そして、息子さん


初コンサートが小沢だなんて


本当に本当に羨ましい

また遊びに来ます
nori
2010年06月19日 07:28
tkΦдΦ)様

コメントありがとうございます!
そしていろいろありがとう!笑

ひふみよの感動は凄まじいものがありましたよね!
僕は一ヶ月が経った今でも、頭の中は小沢健二でいっぱいです笑
家でも、ずーっと聴いてるもんだから、子どもは色々おぼえて歌っています。天使たちのシーンとか。ラブリーとか。

ひふみよ参加を記念して、覚え書きのようなレポを残しとこうかな、それならこの嬉しい気持ちを誰かにも知ってもらいたいな、程度の軽いブログなんで、更新するかなんてわかりませんが、また遊びにきていただけたら嬉しいです。気が向いたら「うさぎ!」の感想なども書こうと思ってるのですけどね。

…相当、先の話になりそうです笑
やのひ
2010年06月22日 02:44
こんにちは!19日の大阪行ってまいりました。国境や時間を飛び越える音楽のすばらしさ。彼の音楽が生きる喜び(つらさや切なさも込みで)を実感させてくれてきた事実。会えなかった10数年の間に彼が沢山のものを見、感じ、考え、確固たる意見を持った人間になっていたこと。変わらないことのすばらしさ。変わることのすばらしさ。そんなことを3時間のライブ中に考えていました。フライデー発売日だったのですがその件に関して彼に声をかける人はいませんでした。みんな気にはなっていたと思うのですが、彼が話さないのであればそれでいい、この先も彼の人生が充実した幸せなものであることを祈る、そんな大きな気持ちが会場を包んでいたような感じがしました。あんなにとびはね、強く手をたたき、大きな声で歌ったのはいつ以来でしょう…本当に楽しかったです。彼の音楽を好きでいてよかった、心からそう思います。追伸:二時間前に会場に行き月光日光Tシャツとうさぎ!を無事入手しました。
nori
2010年06月22日 09:41
やのひ様

コメントありがとうございます!

大阪参戦、おめでとうございます!そして素晴らしい感想を聞かせていただきありがとうございます!「確固たる意見を持った人間になっていた」。ホント、まさにその通りですよね。そしてその強さは、優しさで包まれたものだからこそあそこまでの表現が出来るのだろうと思いましたし、犬のライナーじゃないですけど、なんだかゴスペルのような、生きる意味を再び思い出してしまうような、そんなライブでしたよね。
フライデーの件、やのひ様のレポにより一安心というか笑、大阪会場のあたたかさが伝わりました。あの話がどうであれ、みんなわかってるんですよね。あふれる幸せを祈るよ、って。そんな感じですよね。ひふみよ見たら、そんな週刊誌のネタ、どうでもいいですよねぇ。
そしてグッズ無事ゲットの事、こちらもおめでとうございます!あの本の化粧箱、好きです。各表紙のうさぎもかわいいし。あれは一生の宝です!家宝ですよね。あれは。

PS
先日、日光tee着てたら「私もNHK行きました~」って話しかけられました。なんか、Tシャツ1枚でつながっちゃうのが、喜びを分かち合っちゃう感じで、嬉しかったです。ひふみよ、強烈!
けろりん
2010年06月22日 13:59
明日の高松公園に行ってきます。
お子さんのボーダー姿かっこよかったです。
私もひっそり小沢健二を待ち続けていた者のひとりです。
そして、13年の間に娘ができて、
同じように二人でコンサートに行くことになりました。
「小沢くんはどうして日本に帰ってこないの?」
と聞き続けていた娘とついにコンサートです。
夢のようです。
私もすべての一般販売にもれたひとりです。
何とか手に入れたこのチケット
行ってきます!
nori
2010年06月22日 14:41
けろりん様

コメントありがとうございます!
しかも子どもまで褒めていただき恐縮です笑

「小沢くんはどうして日本に帰ってこないの?」
この一言に震えました。お子様にとって、もうそれこそ「明かりをつけて 眩しがるまばたきのような」体験になることと思います。もちろんけろりん様にとっても。
もうツアーも終わりが近づいていますが、残りの公演はより特別感のある夜になりそうな気がしてなりません。しかも四国はとても好きな場所ってことで、なんだか、とても羨ましく思います笑

本当に「ひふみよ」は、心にあったかいものや勇気を残してくれた公演です。おもいっきり、お子様と喜びを分かち合ってきてください!!
やのひ
2010年06月23日 15:17
nori様 日光teeで声をかけられたのですね!なんて素敵…まさに喜びをほかの誰かとわけあってますね!私も外出時は積極的に着用して、着ている人がいたら話しかけてみます。幸せがライブ後もじんわり広がり続けていますね~。けろりん様今晩高松ですね、これからあの魔法のような時間を過ごされるのがうらやましいです!
nori
2010年06月23日 15:42
やのひ様

そうなんですよー!
最初、何のことだかわからなくて一瞬????ってなったんですけど、次の瞬間、わー!!って笑。その人は「流れ星ビバップ、ぼくらが旅に出る理由、天使たちのシーンやられたら確実に泣くだろうな」って思ってたらしく「そしたら頭で一気にきたから号泣しました!」なんて話をしました。うんうんうん、わかるわかる!なんて。

やのひ様も是非、話しかけてみてください!僕ももし着てる人がいたら相模大野です!って話しかけてみます笑

けろりん様高松羨ましいですよねー!おもいっきり、楽しんで欲しいですよね!そしてきっとその後は、小沢以外の音楽を聴けなくなってしまうのでしょうね!笑
けろりんです
2010年06月25日 23:11
nori様 やのひ様
高松公演から戻ってまいりました。
わたくしのことを気にかけていただき感激しました。

あまりに長い感想になったので分割させていただきます。
けろりん 高松公演感想 1
2010年06月25日 23:12
ご無沙汰しています。小沢健二です。
ワーーー
はじめまして、四国。
ワーーー

という感じで始まり、内容はほぼnori様のレポートと変わりはなかったのですが、(帰ってから読んで、そうそう!この話。この感じといった感じです)
で、変わりはなかったのですが、
もう完璧に打ち上げモードです。(いい意味でです)
なんせ高松終われば、ラストの福岡って感じなので
ここは楽しんでおきましょう!感がひしひしと伝わってきました。
小沢君があまりに楽しそうで、本当に幸せそうで、すごくアットホームな学級会のような
卒業パーティのようなコンサートでした。

けろりん 感想 2
2010年06月25日 23:14
私は、以前横浜に住んでおり、13年前のツアーは横浜アリーナと日本武道館を見に行ったのですが、nori様の人身事故騒動を肌身で感じる生活をしていたので、そこで聞く小沢健二の音楽は緊張感と感動と幸福とが混ざって、こんな都会にこんな空間ができるのか! そして、厳しい都会生活もアーバンブルースに変えてくれた小沢君に心から感謝しながら13年間過ごしてまいりました。

ゆえに、田んぼと瀬戸内海を見ながらの四国公演は、まさにアジア?
土の神と海の神と山の神の下で皆でうたう。
キャンプファイヤーのようなコンサートでした。

都会気質が抜けない私は、どうもこの厳しい時代への”悼み””励まし”のようなものを当然のように期待していたようで、ちょっと驚きましたが、好きな人が楽しそうなら、それはそれでいいのだと。
たくさんあった公演、四国、高松はこの感じだと。
学級会に参加できた私は幸せだと、そんな境地であります。

アンコールの後が、すごかった。(卒業の会的なごみかた、もしくは同窓会てき)

どこの会場もこうだったのかな

まずスチャダラが飛び入りで参加されまして、それは大盛り上がりで、その件に関しては他の方がブログで書かれていらっしゃると思うのでとばして、

そのスチャダラを含めたメンバー全員がアンコールの後、いろいろ今回のツアーの感想や、今後の活動のPRを小沢君が無理やりしきる中、え?いうの?みたいな感じでひとりひとりご挨拶。

コーラスの女性の方にいたっては、あれこれ楽しく話したあと、本当にこのツアー楽しかったです。の完全な過去形に、小沢君も、まだ明後日がありますから! みたいな感じで。

けろりん 感想 3
2010年06月25日 23:14
最後は、全くの黒子さん、裏方スタッフさんをステージに呼び(どうもこれも予定外だったらしく)みんなで踊るから見てくれと。(朗読前の右手左手ぐるぐる)
二階、三階も指差しながら

ライトもカメラもいいから、ステージあがってー

スタッフさん、しり込みしてなかなか出てこないからスチャダラさんが、

はい、みんな滞りなくねー

小沢君も

持ち場を離れられないスタッフはその場で踊ってー

って、大人数で踊る、右手ぐるぐる、左手ぐるぐる

じゃあ、みんなもやろっかー
さっき、スチャダラと話してたんだけど
右手、左手、次は右ひざ、左ひざってどう

みたいな感じで、新しい振り付けでみんなでやって、じゃあー、みたいな感じでみんな撤収し始めたら小沢くんもステージから去り始めて

ええ、これで終わりなの? なんか言葉は?

と思ったら、忘れてた! みたいな感じで小走りで戻ってきて

四国の人、楽しかったです。呼んでください、また来ます。じゃあ

というコンサートでしたよ。

楽しかったですよ。何度思い返しても学級会?みたいな

他のところもこんな感じだったの??

サンポート高松は、時間に寛大だったようで、終わったら22時こえてました。
驚きました。

けろりん 感想 4
2010年06月25日 23:15
13年前のアリーナでは、

ここは時間に厳しいんです。でも皆さんを待たせてしまったので、叱られてもいいからまだ歌いますっていって2曲くらい歌ってくれた思い出があります。

一貫して緊張感のないライブに、なぜだか一番しっくりくる曲が、シッカショ節でした。

そういえば、小沢君がいってました

このツアーの最初の会場の人はこの曲聞いてびっくりしたでしょうねと。

私は、曲目をあらかじめ調べてのぞんだので、驚きはなかったのですが、そういう意味では、最初のライブにいけたnoriさんがうらやましいです。

長くなりましたが、今まで自分のブログにも書けなかった高松公演の感想がかけました。

もう二度と書けそうにないので、自分のブログにそのままはらせてください。

では、けろりんでした。

けろりん
2010年06月25日 23:34
そうそう、コンサートに同行した娘がうさぎTシャツ着て参加した写真をアップしています。
よかったら見にきてくださいな。

http://ameblo.jp/pukoponu/
nori
2010年06月25日 23:36
けろりん様

コメント、そして詳細レポありがとうございます!

僕は明日が早く、まるまる一日仕事ですので、またゆっくり、けろりん様へのコメントを書きたいと思いますが、まずは取り急ぎ。
とにかく高松のあたたかさが伝わってくるレポでした!こんなにあったかい雰囲気だったのか!ってちょっと羨ましいくらい。
相模大野は、むしろ初日という意味で、緊張感の方が強かったんではないかと思います。思い返せば、朗読の声も時折震えてたような気がします。
という訳で、けろりん様のブログ見つかったので笑、仕事が落ち着いたらコメント書きに行きます!

ありがとうございます!
けろりん
2010年06月26日 00:30
もう寝ようと思っていたころのコメント嬉しいです。
私のブログ発見してくださったんですね。
ひそかにやってますよ。
やりたい放題なのか、
nori様のところにコメントがにぎわうことは決してないですが、
あたしの唯一のお部屋なので(実生活でも)
またきてくださいなー

お仕事がんばってください。
けろりん
2010年06月26日 14:28
上のレポは、表現が雑だったなーと思って、自分のブログ内で少しずつ手直ししてます。

私はどうもありえない何かで結ばれた仲間がいる小沢くんが羨ましかったのかもしれません。
もしくは、仲間より13年待ったこちらを中心にしてほしかったのかもしれません。

ですが、今にして思えば、最後のときが近づき、仲間の感謝の気持ちがあふれる、会場が愛でいっぱいになった空間。小沢くんの立場にようやくなれました。

そして、私も仲間を大切にしよう。
でも、仲間って…

さっき気がつきました。
家族です。

帰ってから、なぜか娘に優しくできずにいました。
当然、コンサートの途中で疲れたり眠くなったり、小沢くんファンであふれた帰りの人混みがすきな私なのに、早くタクシーで帰りたい娘。

両立は難しかったと、今さら思いましたが、それが13年間で得たもので、浸れないもどかしさがその代わりに失ったものだと。

今日になって勇気を出して聞いてみました。
コンサートは正直どうだったかと。

楽しかったよ。でも一番こわかったのは最初暗かったこと。
でも、暗いからずっと流れ星ビバップは覚えてるよ、大きくなっても。
あと、おふざけのおじさん達が出てきて歌った後でね、小沢くんが「ね、なんでいるんでしょう」って言ったのが面白かったよ。

しっかり見てました。私がつき合わせただけではないことがわかりました。
きっと10年後くらいには娘の心に何かが届くと思います。

そして仲間である家族をとっても大事にしていこうと思った土曜日でした。
高松疲れが抜けませんが、土曜夜市という夜の祭りにふたりでうさぎを着てでかけたいと思います。
nori
2010年06月29日 17:16
けろりん様

こんにちは。次はここで笑
けろりん様のブログで、さきほどは二度も投稿、しかも二度誤りがあり自分で笑ってしまいました。

「両立は難しかった」。

わかります。僕も公演から帰る時は、そこら中にいる小沢ファンの方々といろいろ話をしたかったですもん。余韻に浸りたいし。でも次の日は学校も会社もあるし、それに、もたもた食事なんかしたら終電間に合わなくなるしで、大急ぎで帰りましたけどね。
もし子どもがいなくて独身で一人で行ったなら、ねえやん似の、あの綺麗な森ガールに話しかけたに違いない。
…というのは冗談として笑、けろりん様も僕も、失うよりも、得たものの方が絶対にデカイと思います。子どもというかけがえのない存在(家族という仲間)と喜びを分かち合い、しかもご自身のブログや、地下の閉店バー(笑)で、ネット上とはいえ熱く語り合ったりできてる訳ですし。しかも娘さんは「覚えてるよ、大きくなっても」なんて感動的な事を思っていた訳ですし。

お互いに、子どもの感性を大事に育て、いつかまた、コンサートに子どもと参戦したいものです。そして、いつか頬に笑みをたたえて、公演の後の余韻に、子どもと一緒に多くの人と浸りたいものです。

…いやいや、そんな先の話より、
今はさらに何かですよね!!
楽しみすぎて死にそうです笑
けろりん
2010年06月30日 22:59
色々すてきなことを書いていただいたのに、結局森ガールについて語るしかないことになりました。

地下の落ち着いたバーのたたずまいを持つこのブログで森ガールの単語がでました。

で、森ガールってなに?
森公美子さんと、森泉さんしか思い当たらない自分が田舎にいることを実感させられました!

調べましたよ、ええ
声をかけたくなる森ガール
去年の時点でかなり認知されていたんですね(私には初耳でしたが)

それは、森ビルのエレベーターガールでもなく、ましてや森喜朗のような女の子というわけでもないと書いてありました。

で、森ガールわかりましたよ。
今、都会は森ガールであふれているのですね。
私がいた6年前は、白いコート着たモデルさんみたいな女の人ばかりでしたよ(ホームとか)
えびちゃん全盛期だったようです。

時代の移り変わり

っていうかだめですよ。そんな時代に乗っかった女子の好みを書いては!

頬に笑みをたたえた感じの女子像でお願いします!
結局、軽いコメントですみません。
tabasa
2011年03月21日 10:39
震災から10日がたちました。

被災地からの映像は相変わらず悲痛で 不安や寒さ空腹を抱え 頑張っていらっしゃる皆さんを思うと 心が折れそうになりますが
出来る範囲で 協力しあい1日も早く日常が戻ること祈ってます

と 勝手に noriさんのブログにすみません。


震災によって 大きな影響を私は受けませんでしたが 数回にわたる計画停電により 暗闇の中で過ごす心細さに 小沢くんの 大停電の朗読が思い出されました。

こんなときに不謹慎とは思いますが

心に鉛のように重いものがあり、ひふみよの光に触れたくて、久しぶりにnoriさんのレポを訪れさせていただきました。

noriさんのレポは 本当に あのときの高揚感を多幸感をリアルに思い出させてくれるとても素敵な記載です。

震災の混乱の中
光を求め彷徨える日々ですが、
読んでいて久しぶりに本当に久しぶりに幸せな気持ちになれました。

ひふみよライブの夜 確かに見た光を思い出せました。

noriさん
ありがとうございます。

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